
当院ではコンタクトレンズによる近視進行抑制を目的とした新たな治験に参加しています!
【今回募集している治験の内容】
特殊なデザインを施したコンタクトレンズを用いることで、近視の進行を遅らせることが可能なのではないかと考えられています。今回は治験用のコンタクトレンズを実際に患者様に使用していただき、3年間にわたる近視の度数や眼球の長さの変化量を調べていきます。
すべての患者様が特殊な治験用コンタクトレンズをご使用いただけるわけではなく、比較のために通常のコンタクトレンズをご使用いただく場合もございます。
お子さまが治験用コンタクトレンズを処方されるか、一般的なコンタクトレンズを処方されるかは、ご本人ご家族様ともにお知りいただくことはできません。
【対象となる患者様】
・6~12歳の日本人のお子さま
・軽度~中等度の近視のお子さま(検査の上医師が判断いたします)
・今まで一度もコンタクトレンズを使用したことのないお子さま
・決められた時期の来院・通院を守れるお子さま
(1週間後、1か月後、3か月後、以降3か月毎を3年間、有事)
・オルソケラトロジー、低濃度アトロピンの使用経験がないお子さま
※上記以外にも目の状態や診察の結果コンタクトのご使用が困難である場合参加できない可能性がございます。
【治験に参加するメリット】
・治験用コンタクトレンズを使用した場合近視の進行が抑えられる可能性があります。
・どちらのレンズに振り分けられても、コンタクトレンズを使用することで視力が矯正され、遠くが見える生活を送れます。
・治験中眼鏡の購入や度数交換が必要になった場合、その費用を治験を行うメーカーさんが負担してくれます。(上限2万円/回まで)
・コンタクトレンズ代はかかりません。
・通院負担軽減のため通院ごとに補助金がでます。(治験と関連のない通院は除く)
【治験に参加するデメリット】
・通常の診察に比べ検査が多くなるため来院回数が増えることが考えられます。
・治験用の特殊なコンタクトレンズに振り分けられなかった場合、近視進行抑制効果は得られません。
・治験用の特殊なコンタクトレンズに振り分けられ、近視進行が抑制されたとしても、治験用コンタクトレンズの使用を中止、または終了した場合近視が進むのが早くなる場合があります。
・治験期間中7回ほど(スタート時、半年毎)検査に使用するお薬の影響で検査後2-3日まぶしくなったり近くが見えにくくなることがあります。
ご興味のある方、詳しい資料をご希望の患者様は、受付時もしくは診察時にお声かけください。