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飛蚊症のレーザー治療は必要?症状と治療について解説します。【さいたま市浦和区 -こんの眼科-】

「視界に糸くずのようなものが現れる」

「虫が飛んでいるように見える」

「飛蚊症のレーザー治療は必要?」

飛蚊症(ひぶんしょう)とは、視界に虫・糸くずのような浮遊物がみえる症状を指します。飛蚊症は他の病気が隠れている場合を除いて、基本的に治療は必要ありません。

しかし、「視界の浮遊物がやっぱり気になる」や「他の病気って何?」など不安を抱くでしょう。そこで、当記事では飛蚊症について解説します。

飛蚊症の種類や治療が必要な場合、レーザー治療についても紹介するので、参考にしてみてください。

飛蚊症の原因と種類

飛蚊症の原因と種類

飛蚊症には、主に3つの種類が存在します。

  • ・生理的飛蚊症
  • ・病的飛蚊症
  • ・生まれつきの飛蚊症

多くが生理的飛蚊症で、基本的に治療は必要ありません。しかし、稀に重大な病気が隠れている場合がありますので、それぞれ解説致します。

生理的飛蚊症

「生理的飛蚊症」は、眼の構造上多くの人が発症しています。

眼の中には硝子体という半透明なゼリー状のものがあり、それが変化してできた濁りが、影として視界に写るのが飛蚊症です。明るい場所を見たときに現れ、消えることはありません。また、暗い場所では気にならないケースが多いです。

生理的飛蚊症は自然現象なので、治療は必要ありません。現在でもほとんどの眼科では様子をみましょう、と治療はしませんが、どうしても気になる場合はレーザー治療が可能です。自費診療での治療となります。

病的飛蚊症

病的飛蚊症とは、何らかの病気が引き起こしている症状です。原因となる病気は、網膜剥離や裂孔、硝子体出血などが挙げられます。

病的飛蚊症の場合は、原因を特定し迅速な治療が必要です。場合によっては失明原因となるため、保険適用の手術となります。これは早期であれば短時間ですむレーザーで治療できますが、進んでしまうと大きな手術となってしまいます。

生まれつきの飛蚊症

生まれつきの飛蚊症は、胎内で無くなるはずだった硝子体の血管がなくならず、これが影として写る症状です。

生まれつきの飛蚊症も一種の「生理的」なものであり、さほど心配はいりません。気になる場合は、「症状が進んでいないか?」「他の病気が隠れていないか?」など定期的受診しておくと安心です。

ただこれらは自分では診断できません。ほおっておいていいものなのか、迅速な治療が必要なものなのか、この判断は受診しなければわからないため、特に急な変化を感じた時には早めの受診が必要です。

治療が必要な飛蚊症

治療が必要な飛蚊症

前述したとおり、「病的飛蚊症」の場合は治療が必要です。病的の原因で有名な網膜剥離は、放っておくと失明の危険性もあります。

網膜剥離は痛みがないものの、予兆として飛蚊症が現れる場合が多いです。

その他、網膜に穴があく・亀裂が入ったりする網膜裂孔や、眼底で出血が起こって生じる硝子体出血などにも注意が必要です。

  • ・視界にある浮遊物が一気に増えた
  • ・暗闇で突然光が見える
  • ・視野が狭くなる
  • ・視力が急に低下した

これらの症状がある場合は、特に早期に眼科を受診しましょう。手術やレーザー治療を行います。

飛蚊症のレーザー治療

飛蚊症のレーザー治療

生理的飛蚊症は、前述した通り治療は必要ありません。しかし「飛蚊症に慣れない」「視野に入り込んで仕事に支障をきたす」の場合は、レーザー治療によって症状の軽減を目指せます。

飛蚊症レーザーでは、痛みを伴わない治療が可能です。治療時の入院は不要、レーザー照射前には点眼薬による麻酔が施されます。

治療中は小さな黒点が見えますが、浮遊物が蒸発しているサインなので心配ありません。数回のレーザー治療で、大幅な回復を見込めるでしょう。

しかし、飛蚊症レーザーは多くの場合、保険適用になりません。ほとんどの場合、自費診療となります。

まとめ

飛蚊症にはさまざまな種類、原因が存在します。ほとんどが生理的飛蚊症であり、原則的に経過観察のみ。定期的に受診しておくと安心でしょう。

しかし「飛蚊症だから問題ない」と安心するのは危険です。病的飛蚊症の場合は、重大な病気が隠れている可能性があります。

大切なのは、視野や視力に違和感を感じたら受診すること。こんの眼科では、すでに欧米での実績を残している「飛蚊症YAGレーザー」を導入しています。国内でも治療を受けられる設備を整えているので、まずはお気軽にご相談ください。

こんの眼科

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