本来病院って、病気や症状があったり、健康診断で引っかかったなど、きっかけがなければなかなか受診しませんよね。中には病気のサインとなる症状が出ていても、些細な症状だと受診せずに様子を見てしまう方も多いのではないでしょうか。
そうこうしているといつの間に病気が進行していて、本来の状態まで回復するのが難しい状態にまでなっていることも…。
『症状がなくても眼科にかかってみた方が良い方』とは?
今回は当院の葉山先生にお話をうかがってみました!
① 高血圧の持病がある方
② 糖尿病の持病がある方
③ 抗凝固剤(心疾患などで血液をサラサラにするお薬)を飲んでいる方
④ ステロイドの薬を継続的に使用している方
⑤ 煙草をたくさん吸う方
⑥ 若いころにたくさん紫外線をあびた方(ゴルフやサーフィンなど)
上記に挙げたような条件に当てはまる方は、眼底出血や黄斑変性症、緑内障などの疾患にかかるリスクが他の方々に比べて高い可能性があります。
すでに出血が起こっていても、出血した箇所によっては自覚症状が出ないことも。
心当たりのある方はぜひ一度眼科にかかってみてくださいね。病気は早期発見、早期治療が肝心です!
『緑内障になりやすい・注意した方が良い方』とは?
さらに、葉山先生は緑内障の専門医ですのでこんな質問もしてみました。
① 遠視の方(特に女性)
② ご家族の中に緑内障の患者様がいる方
③ 近視の強い方
④ ステロイドのお薬を継続的に使用している方
上記にあてはまる方は緑内障(失明原因トップ3に入ります!)になるリスクが他の方に比べて高くなります。何も自覚症状がなくても定期的に眼科でのチェックを受けることをお勧めします!
まとめ
最後に、病気を早期発見早期治療するために、葉山先生から皆さんへこんなアドバイスがありました。
◎いつもと変わったことがあれば様子を見ず、なるべく早く受診をしてください。
◎おかしいなと思ったら片目ずつ見てみてください。 (左右、どちらの目に症状が起こっているのか)
これはアドバイスでもあり、私たちからのお願いでもあります。
上記2つを心がけていただくことと、本日ご紹介した眼科にかかった方が良い方の項目を意識しておいていただくことで病気の早期発見・早期治療につながります。
見える、を長く維持していくために、一緒に協力していきましょう!