斜視

DISEASE / TREATMENT

斜視とは

両目の視線が目標に向かって揃わず、片方の目の視線が別の方向に向かっている状態を言います。その目の向きにより「内斜視、外斜視、上下斜視」に分けられます。

斜視の種類により症状はやや異なりますが整容的な問題に加え、両眼視(両目を使うことで得られる立体感覚や距離感)の異常、複視(両目で見た時に物が二重に見える)、眼精疲労などが挙げられます。お子様の場合、症状を訴えない事が多いので保護者の方が気付くか3歳児健診や就学時健診などで見つける事が大切です。

大人の方でも加齢や全身疾患、生活環境などに起因して斜視を発症する場合があります。

斜視の原因

遠視などの屈折異常、片目の視力不良、加齢性変化、頭蓋内や全身疾患、近年ではスマホやタブレット端末の長時間使用などが挙げられます。斜視の背後に重大な疾患が潜んでいる場合もあるので、原因をはっきりさせる事が重要です。

斜視の治療

治療を行うのにあたり年齢、発症時期や経過観察期間などが重要になってくるので斜視に力を入れている医療機関への受診がお勧めです。

治療方法は「斜視訓練」 「眼鏡処方」 「斜視手術」などが挙げられます。

斜視手術はお子様では全身麻酔となる為、設備のある医療機関を紹介致しますが大人の方の場合は局所麻酔で行える為、当院での対応も可能となります。


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